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不動産用語特集

不動産売買・広告に関する用語解説!「さ」行編

に続き、今回は「さ」行編です。

「これってどういう意味?」
「今、何って言ったのか分からなかった。」
など、そんな疑問のお助けとなるよう、簡単解説します。

サービサー

債権回収会社のことです。

金融機関等から委託を受けた、または譲り受けて、金銭債権を回収・管理する会社の営業担当者のこと(業者)をいいます。

サービサーは、法務大臣の許可が必要で、以前は弁護士または弁護士法人以外のものがその業務を行うことは平成11年施行の「債権管理回収業に関する特別措置法」により、債権回収会社の担当者が行うことが可能になりました。

サービスアパートメント

サービス(家具・食器・リネン交換など)を備えた賃貸住宅のことをいい、サービスとアパートメントを合わせた和製英語です。

サービスルーム

建築基準法により、「窓の大きさは床面積の7分の1以上なければならない」とされていますが、その条件を満たしていない居室のことです。

「○LDK+S」などと表記される「S」が、このサービスルームになります。

差配(さはい)

貸地・貸家の保守管理を、地主・家主に代わって行う事をいいます。

サブリース

転貸のことで、賃貸住宅で空室になるのを避けるため、不動産会社などが賃貸住宅を所有するオーナーから一括で借り上げ、転貸して運営する経営形態のことです。

オーナーには、空室となってしまうリスクを回避できる上に、管理も行ってもらえるというメリットがあります。

地上げ(じあげ)

  • 建築用の土地を確保
  • 土地の有効活用

などのために、不動産会社が土地などを購入することをいいます。

市街化区域

都市計画法に基づいて指定される区域区分で、

  • 現在すでに市街地が作られている区域
  • 近いうち(10年以内)に、優先的・計画的にその区域の市街化を図るべきとしている区域

のことです。

市街化調整区域

計画的な市街化のため、無秩序な開発を防ぐ目的で、しばらくは市街化を抑制すべき区域のことをいいます。

地形(じがた)

その字の通り、土地の形のことです。

この地形には、傾斜地や凸凹した土地、様々な形をした土地も含まれます。

敷金

家や部屋、建物を借りる際に持ち主に預ける補償金のことで、賃貸借契約上の債務を担保するためのものです。

契約終了時(退去する際)に、未払いの家賃があれば、この敷金から引かれ、残りを返金するという形になります。

この、敷金から差し引くことを「敷引き」といいます。

しかし、居住中にこの敷金から未払い分を引くということはできません。

私道負担

私道敷地部分を「私道負担」といいます。

土地の一部に、私道(個人または団体が所有している土地を道路として使用している区域)の敷地が含まれている場合が、これに当たります。

「私道に関する負担に関する事項」の説明義務があり、この説明なしに私道負担のある不動産取引を行うことはできません。

借地権

土地の持ち主から、その土地を借りる権利のことをいいます。

借地権付きの物件を購入する際は、

  1. 土地の権利は地主が持っている
  2. 地主に対して土地代金を払う
  3. 借地に建てた建物を無断で売却することは禁止されている
  4. 建て替えは事前に地主へ連絡する必要がある
  5. 契約期間が満了したら更地にして地主に土地を返還する

などの決まりがあります。

修繕積立金

マンション等において、ゆくゆく修繕箇所が出た際に、負担なく修繕ができるように積み立てておくお金のことです。

詳しくは、こちらの記載しております。

関連記事)マンションの管理費・修繕積立金の相場とは?固定費の問題点を大解剖

セットバック

  • 建物の上部を下部よりも後退させること(斜線制限等により)
  • 道路とみなされた道(2項道路)に接している敷地で、建物またはその他の構造物・道路の境界線を後退させること

などをセットバックといいます。

専任媒介契約(せんにんばいかいけいやく)

媒介契約の一種で、依頼者(売主・貸主)が他の宅建業者など、複数に依頼できない媒介契約のことをいいます。

専任=その仕事だけを担当すること、という意味の通り、複数の業者に仲介を頼むことはできません。

専有面積(せんゆうめんせき)

区分所有権(各部分を所有する権利のこと)の目的となる部分を、専有部分(専有の対象となる部分)といいますが、その専有部分の面積を「専有面積」といいます。

簡単にいうと、自分個人の所有物として扱える部分(部屋の内側)の面積のことです。

底地(そこち)

借地権付きの宅地の所有権のことです。

以上、「さ」行でした。

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