「集合住宅」という言葉を、不動産広告やインターネットなどでよく目にします。
この集合住宅、なんとなくイメージはできていても、本当の意味をうまく説明できますか？
今回は、集合住宅について
- どんなもの？
- 種類
- 違い
- メリット
- デメリット
などを解説します。
集合住宅とは？
ひとつの建物の中に、壁や床で区切られた複数の部屋が集まったものを、集合住宅といいます。
各区画に、複数のそれぞれ独立した世帯が居住できる建物の俗称です。
集合住宅の種類
集合住宅の種類としては
- アパート
- マンション
- 団地
- 長屋(タウンハウス・テラスハウス)
などが、該当します。
ちなみに・・・
団地は、「大規模な土地に計画的に集めて建築された建物群のある地区のこと」とされていますので、公営住宅・県営住宅をはじめ、民間の大規模分譲マンションも団地として該当されます。
俗称＝呼び名という意味ですが、集合住宅が俗称というのには、理由があります。
(俗称=法律で使われる言葉ではないという意味)
集合住宅と共同住宅の違いは？
集合住宅と同じようなものとして、公称(法律上使われる言葉)が、共同住宅です。
- 俗称＝集合住宅
- 公称＝共同住宅
ということにはなりますが・・・
集合住宅は一般的に、共同住宅と長屋の総称として使われるので、共同住宅の場合「長屋」は含みません。
つまり、集合住宅に該当する建築基準法上の建築物用途としては、
- 共同住宅
- 長屋住宅
の2種類に分けられるというわけです。
集合住宅のメリット・デメリットは？
一戸建ての場合、「自分だけの城」というイメージが強いかもしれませんが、集合住宅にも色々なメリットがあります。
メリット
- (ワンフロアでまとまっていることが多いため)家事動線がいい
- セキュリティ面での安心
- 耐久性が高い
- お金(管理費・修繕積立金）を積み立てるため、管理・将来の補修などの維持費の負担が少ない
- 将来的に売却しやすい
- 管理人がいるので安心
- ゴミ出しが楽
最も大きなメリットとして、セキュリティー面の安心感を挙げられる方が多いです。
デメリット
- 騒音問題
- 管理費・修繕積立金がかかる
- 駐車場代がかかる
- 管理規約を守らなければならない
特に、上下・左右において、音や光などの問題でトラブルになることが、戸建てに比べて多いです。
さらに、戸建との違いが気になる方は、こちらをご覧下さい。
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今回は、集合住宅について解説しました。
集合住宅では、様々なライフスタイルを送る人が生活しています。集合住宅で生活するときは、ルールやマナーを守り、お互い気持ちの良い生活を送りましょう。
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