家を購入する際、ほとんどの方は、住宅ローンを利用して購入することになります。
そして必ず、どこの金融機関で住宅ローンを組むか・・・非常に悩まれる方が多いのが現実です。
オススメされるがまま、その金融機関を選ぶと、後から後悔したり・・・
何の知識もなく大手だからと選ぶと、後からもっといいところを知って、借り換えをする羽目になったり・・・
ズバリ日本には現在、約480の金融機関で総合計5,000種類の住宅ローンの取り扱いがあります。
その多くの住宅ローンからたった1つを選択することは簡単ではありません。
そこで今回は、住宅ローンをお考えの方に、金融機関の選び方の簡単なポイントをお伝えします。より具体的な創造に変えられる一つの考えとなれば幸いです。
【住宅ローン】金融機関の選び方
金融機関を選ぶ際は、
- 金融機関の金利
- 金融機関の住宅ローンの特徴
- 手数料
- 対面か非対面か
などを考え、選ぶのがポイントです。
それぞれについて説明いたします。
金融機関の金利
まず、選ぶ際のポイントとなるのは、それぞれの金融機関の金利はどれくらいなのか、そこを知ることです。
- 固定金利
- 変動金利
- 固定期間選択型金利
というものがあります。
固定金利
借入期間中、ずっと金利が固定で変わらないのが固定金利です。
金利は高いものの、ずっと変わらないので、浮き沈みがなく安定して毎月同じ額を返していきたいと考えている方にオススメな金利となります。
変動金利
3つの中で一番金利が安いものの、経済状況などに左右されます。
そのため、安くなればその際はお得ですが、金利が上昇した場合は返済額が高くなるため家計を直撃します。
ただし、変動金利にはルールがあります。
- 「5年ルール」・・・5年間は返済額が据え置き
- 「125%ルール」・・・5年目以降でも従来の返済額の125%以上にはならない
そのため、返済期間が短い方、頭金を多く入れるため借入金が少ない方などには、変動金利がオススメです。
固定期間選択型金利
一定期間(3年・5年・10年)が固定金利となり、固定期間が終了した後に、変動金利にするか固定金利にするかを選べるタイプが固定期間選択型変動金利です。
固定期間終了時に金利が下がっていれば、その後の返済額が減りますが、先ほど説明した変動金利ルール(5年ルール・125%ルール)が適用されません。
一定期間はリスクを抑えてしっかり払い、その後また考え直したいという方にオススメです。
金融機関の住宅ローンの特徴
先ほど説明しました金利は、金融機関によって異なります。
そのため、どの金融機関でどのような金利となっているのか、そこを調べることが必要です。
金融機関のHPもしくは店頭で知ることができますが、詳しく知りたい場合は、電話で問い合わせたり店頭で聞くことをオススメします。
そのほか、金融機関ごとに、その金融機関で住宅ローンを組んだ場合の特典などもあるため、そこも一つのメリットとして捉え、選ぶ際の基準としたら良いでしょう。
また、金利以外にも手数料等も、それぞれ異なります。
各金融機関トータルの手数料
- 融資手数料
- ローン保証料
- 契約書に貼付する印紙代
- 登記関連の費用
- 火災保険料
- 団信保険料
などがあります。
目安として、融資金額の5%~10%程が手数料といわれています。
トータルでいくらかかるのか、借りたいお金+金利や手数料を入れたトータルの額から、どこが一番安いのかを見てから決めてもいいでしょう。
対面か非対面か
大手銀行や、都市銀行などは店舗を構えているため、しっかりとした対面窓口があります。
そのため、分からないところは電話やネットで問い合わせることはもちろん、面と向かって担当者と会話しながら質問できるため安心です。
ですが、ネット銀行などは金利が安い分店頭を持たないという金融機関(ネットバンク)もあります。
- 対面でないと不安という方・・・店舗がある金融機関
- 手間を少しでも省き、金利が少しでも安い方がいいという方・・・ネットバンク
というように、それぞれに合った選び方をすることもポイントです。
また、団体信用生命保険がローンを組む際の条件となりますが、健康条件が必要となります。
そのため、健康不安がある方は団体信用生命保険に加入できず、ローンが組めないといった問題が起こるのですが・・・
その場合、フラット35といった健康不安がある方でも問題のない方法を選択するのも一つの方法でしょう。
ライフプランを考え、ご自分に合った金融機関を選ぶのもオススメです。
もっと詳しく知りたいお客様、相談をしたいお客様、購入を検討していらっしゃるお客様は、HomeValueまでお気軽にお問い合わせください。
担当者がわかりやすく説明いたします。
お問い合わせは こちら