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不動産売却

空き家を放置するとどうなる?スタッフ藤木の最悪なパターンも紹介します

福岡県の空き家の総数は、約33万戸もあるといわれています。

福岡県2022年10月1日更新情報より

年々増加する空き家。

ですが実際問題・・・
住んでいた両親が亡くなり、子供は別に住まいを持っているし、遺品整理だけでも果てしないため空き家として放置されること、この悩みこそ空き家にる最大の要因です。

スタッフ藤木の祖母宅も祖父母が亡くなり、娘である母は遠方に住んでおり、息子である叔父は何から手をつけたらいいか分からないと、7年もの間放置していました。

ですが、空き家を放置すると起こる問題は、果てしなく色々あります。

そんな中でも、スタッフ藤木の祖母宅は、最もと言っていいほど最悪なパターンとなりました。

今回は、増加する空き家問題について、体験談も含めお話ししたいと思います。

空き家を放置するとどうなる?起こりうる問題とは?

起こりうる問題として、以下のようなことが考えられます。

  • 建物の倒壊
  • 隣家への被害
  • 景観の悪化
  • 不法投棄
  • 空き巣
  • 資産価値の減少
  • 固定資産税が高くなる可能性

建物の倒壊

ほとんどの空き家は、木造建築です。

すると、経年劣化に伴い、あちこちが朽ちていきます。

「人が住んでいない家は劣化が早い」などと、耳にしたことはありませんか?

実際問題、管理されていない家は雨漏り・瓦や壁の破損・雨樋の変形や落下・庭の植木の増大・動物の侵入・白あり発生等様々な問題が発生し、建物の倒壊につながる可能性もあります。

隣家への被害

空き家が劣化し、倒壊の危険性が出てくると、すぐに被害が生じるのが隣家です。

  • 台風等で建物の一部が飛んできた
  • 庭の植木が隣家にまで侵入し、放置されている

などの他、通行人にまで被害が及ぶ危険性があります。

近隣の住宅にまで被害が及んだ場合、その責任は空き家の持ち主となり、修繕費等の負担が・・・。

景観の悪化

また、朽ち始めた空き家は、周辺の景観の悪化にもつながります。

不法投棄

朽ちてきた空き家は、景観の悪化に伴い、不法投棄されやすくなります。

処分に費用がかかる大型家具や家電等、不法投棄されてしまうと、処分するのは空き家の持ち主の負担となってしまいさらなる費用がかさむことも。

空き巣

室内に物がそのままの状態であれば、空き巣の被害にもあいやすいです。

家の施錠はもちろんですが、窓ガラスや勝手口等破損はないか、そういった問題を放置しておくと被害にあいやすく、侵入・放火されるとさらなる被害を招くことにもなりかねません。

資産価値の減少

建物の売却は、築年数が経過するに従い難しくなります。

どんなに立派なお家だったとしても、朽ちていった家は解体しか道はなくなっていくのは仕方がないこと。

資産価値が減少する前に、売却等、空き家の使い道を検討することをオススメします。

固定資産税が高くなる可能性

上記のような問題を防ぐためにも、国土交通省の定めた「特定空き家等に対する処置」というガイドラインがあります。

そこで、特定空家に認定されてしまうと、土地の固定資産税は6倍。

土地の都市計画税は3倍となってしまうことも・・・。

また、そういった空き家問題を放置すると、罰金が課せられるといった問題も生じますので、空き家を放置するのは色々な意味で大変危険です。

ここで、実際に起こったスタッフ藤木の最悪なパターンを紹介します。

空き家を放置した結果が招いた最悪なパターン

スタッフ藤木の祖母宅は、

  • 祖母が亡くなった後、家の中は全てそのまま
  • 叔父や孫である藤木が、定期的に訪れ空気の入れ替え
  • 法事等は、祖母宅で
  • 家が大きく、物も多かったため、遠方に住む母は処分・片付けができず放置
  • いずれ形見分けして、売却できるものは売却し、家に手を入れ母が戻ってくる予定
  • ハクビシンが出たことがあり、消毒は行なっていた
  • 隣家へ植木が伸びたり、蜂の巣ができた際は、その都度対処
  • 電気・水道等は使える状態のまま

という状態でした。

しかし、ある風の強い夜のこと・・・

テレビに映し出されたのは、慣れ親しんだ祖母宅が隣家火災の延焼で大きな炎が上がっている光景でした。

もちろんすぐさま行けるはずもなく、朝になるのを待って状況確認。

二階は崩れ落ち、全焼でした。

その後がもう大変・・・。

火災保険の確認や、必要な申請をする中で、叔父に名義は変えてはいたものの・・・
家を建てた元の持ち主が亡くなっていたため、元の持ち主である祖父の戸籍謄本や出生証明書まで必要に・・・。

そして、手続き以上に大変だったのが、お金の問題です。

空き家にかけていた火災保険は、微々たるもの。

火元となったお隣は、類焼損害特約にも入っておらず、日本の法律上火元の家に責任を追及することはできません。

解体するしかない状態で、火事で焼けた家は解体業者が嫌がるため、業者を探すのも大変な上に解体費用も跳ね上がります。

そして、結果全て自己負担で泣き寝入り・・・

6LDK+Sの家はなくなり、100万単位の母や祖母の着物や宝石は全て燃え、600万以上した仏壇は燃えてなくなり、一晩にして祖父母の財産全てを失いました。

また、それよりもショックなのが、たくさんの思い出、祖父が生前授与された色々な勲章や祖父母の写真まですべて燃えてなくなってしまったこと。
自分で売却等をして処分するのと、燃えてなくなるのとでは、こんなにも悲しみが違うものかと・・・実感しました。

こんなことになる前に、空き家を放置せず、今後の方向性を検討すること、本気でオススメします。

当社では総合的な判断の基、お客様の希望を一番に、相場の説明・査定書のご提案・売却活動のお手伝いを実施いたします。

詳しく知りたいお客様・説明が必要なお客様はHomeValueまでお気軽にお問い合わせください。

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